日々乙女

すごい元気です

「推しソシャゲの未来が欲しい」

 

何でもない月曜、私の推しアプリ「恋とプロデューサー」がもうすぐ本編の最新章を配信することを発表した。
恋とプロデューサーの本編はかなり重いし、シリアスだ。頼むからクリスマスに浸らせてくれYAと思う気持ちもあるが、待ちに待った新章!めちゃくちゃ嬉しい♪

 

と こ ろ が

 

わたしの勧めでインストールしてくれた優しい友人、今年夏に放送された「恋プロ」のアニメを見て気になってインストールしてくれた優しい新規……………

 

その中で、

私調べで、

最新の新章を今すぐ読めるオタクは

 

 

 

「いない」

 

 

たぶん、一人もだ。

 

 

 

マジで 本当に 本編最後に辿り着いてくれる神様のような、新規が 「いない」ーーー

 

 

どうしてーーーーー?

 

 

この記事では恋プロがどんなアプリかは説明を省かせてもらう。

とりあえず公式サイトだけ貼っとく。

https://evolxlove.papegames.co.jp/

まあ俗にいう、恋愛シミュレーションアプリであることは間違いない。

 

 

 

 

私には乙女系アプリセールスランキングをほぼ毎日チェックして情勢を見るという陰湿な趣味がある。
毎月、月初めと月終わりには記録を取り、「今月は何が上位だった」「これがこういう理由で何億稼いだ」「先月最下位だった○○がサ終した」とかめちゃくちゃ記録してる。

(セルランの管理人さんありがとう!)

 

恋とプロデューサーの平均ランキングは大体90個くらいあるアプリのうちの35位、売上が1000万〜2000万くらい。

※セールスランキングを元にした数値なので実際どうなのかはわからない部分もあります。

 

 

正直、今のユーザー数の割にめちゃくちゃ頑張ってると思う。この理由はのちに説明させていただく一定課金システムが由来だと思うのだが…

 

加えて、元々中国開発のアプリなので他の日本の会社のアプリと違って開発費用などが全て日本版負担なわけでない「はず」なので

 

 

すぐサ終しそう…とは全く思ってない。

でも、、でも、、、

 

「人が少なくて寂しい!!!!!」

 

「新規が欲しい!!!」

 

 

それがわたし、そしてたぶん周りのユーザーさんたちの心からの叫びだ。

 

恋プロくんにはアクティブユーザーが分かりやすいいくつかのシステムがある。

それを見る限り、全然安心できない数だと思う。

っていうかTwitterも新規カードが発表されても1000ファボを超えることはほとんどない。

 

 

人がいないジャンルに未来はない。

「日本ユーザーからお金が稼げないから撤退しようかな」「グッズは少なくていいな」「ボイスを新しく付ける予算がないかも」

どんどんそんなことになりかねない。

 

ライトでもいい、とにかく人が欲しい。

わたしはこのコンテンツに未来が欲しい。

 

 

 

そんなわけで、風呂の中でこのアプリにクソデカ感情を抱きすぎたわたしはついつい、お風呂の中で「恋とプロデューサーに未来を作る方法」を考えた。

 

 

その結論を話すために順を追って話す。

 

まずは「なぜ恋プロが日本でウケないのか」について考えられる要因をいくつか考えた。

※大好きな人を傷つける意思は全くないけどここから暫く辛かったらごめん!悪口は一切言ってませんあくまで分析です!

 

 

■登場キャラ「5人」

 

私は普段乙女ゲーのオタクをしているが、大体のゲームの攻略キャラが6人、最近は6人+隠し(真相)というパターンが多い気がする。その中でなんとなく「年下系・先輩系」「チャラ男」「俺様系」「ツンデレ系」「ミステリアス系」といったように属性が分かれている気がする。

ここで人気アプリゲームの人数を見てみよう。

あんさんぶるスターズ!!」(約52人)
「スタンドマイヒーローズ」(約26人)
「ツイステッドワンダーランド」(約22人)
「A3!」(約24人)

 

そう、


“20人より少ない上位ソシャゲは少ない”

 

のだ。

 

例え5人でも、キャラが魅力的なのは一年半以上沼にいるわたしが保証するけど、それはそれとして「数が少ない」ということに関してめちゃくちゃ不利な点が一つある。

それが

 

“序盤で好みのキャラが5人のうちひとりもいなかったらそもそもアプリが続かない”

 

という点だ。

 


「数打ちゃ当たる。」

 

という言葉を聞くことがある。

言い方が悪いが、「特定の性癖だけを抑える」にはとにかく特徴をとらえたキャラを数打てばビジュアルが、キャラ属性が、声優さんが何かしら「刺さる」可能性が広がるのだ。

 

また、この前フォロワーさんと世間話をしててこんな話題が出た。それが、「人気のソシャゲは男同士のかけあいが好きな人と、夢女子向けと、NL好きな人のキャラを明確に分けている」というものだった。

 

皆さんもタイムラインによく流れてくるであろう人気ソシャゲの二次創作たちを思い返して欲しい。

あのソシャゲ、あのソシャゲ…どのジャンルもあはゆる二次創作が溢れていないか?

そう、まさにその通り。人数がいることでこうした「あらゆる層」を取り込むことができるのである。

まあこれはソシャゲに限った話ではないとは思うけど。

 

 

■ライト層に厳しい「課金ゲー感」

 

正直に言う、本当は言いたくないけど……

 

恋とプロデューサーは「課金ゲー」だ。

 

今はほとんどのゲームがそうなのが問題になってたりしなかったりするが、恋プロは群を抜いて「多少でもいいんだけどとりあえず必ず金を払わないと推しを知るステージにすら立てない」レベルだと思う。

 

わかりやすい例で言うと、なんと「自分のユーザー名」を変えるのに610円かかる。正直最初からにめちゃくちゃ引いた。中国のアプリめちゃくちゃ怖いと思った。

※だからこれ読んで始めてくれた神がいたら絶対好きな名前にしろよ!ネタに走ると610円払うことになるぞ!(払った)

 

ここでウワ…と思われたら嫌だからこの件は早い段階で弁明しておく。

 

〜恋プロくんのここが課金のしがいがある〜

■恋プロには天井がある!ガチャは渋いけど天井だいたい0距離からでも2万円あればいくからそこらの7万天井まみれのソシャゲたちに比べれば割と安い!

■指定額のお金さえ払えば大体のカードは手に入る!推しの取りこぼしなし!お金さえ払えば…

■「累計チャージ」と呼ばれるものが存在しており、一定額課金すると累計課金で報酬がもらえる。課金するたび推しのツヨツヨカードに近づく。

 

まあそんな理由でわたしはまあまあ課金しているし、推しのカードはサービス開始から一つ残らず全部とってる。

 

なんていうか、これ友達によく言ってるんだけどほぼ「買い物」に近いアプリだと思ってる。

(指定額払えば特に単調で時間も取られるイベント形式やらされるわけでもないから……時間がない人向け。)

 

 

色々長くなってしまったが、「ちょっと気にならあいつ」のSSRを追いかけるにはいささか課金が必要だという難点がある。

 

 

■メインストーリーの解放に時間がかかる

 

冒頭で、「新しく配信される新章を誰も読めない」という話をしたのを覚えているだろうか。

メインストーリー(本編)を現在の24章まで読むには会社レベル(ユーザーレベル)を上げる必要がある。
そのためには

■デイリーをこなす。
■体力を消費してレベルを上げる

しか、ほとんど方法がないのだ。


いやどのアプリもそうでは?と思う人もいるかもしれない。

 

それでも、メインストーリーを読み切るレベルをあげるのに…多分…イヤ無課金なら確実に数か月かかる。

 


数週間ではない、「数か月」だ。

 

 

私が過去にある経験を話そう。
「アイナナ」は一気読みキャンペーンの時にはまった。
「あんスタ」は毎日ストーリー開放キャンペーンの時にはまった。
「スタマイ」は事前のストーリーである「ドラマト」を読んだからはまった。

 

 

甘いセリフは課金者対象でいい。レアなカードは重課金者向けでいい。

 

ただ、アプリのウリにするべき「メインストーリー」だけはもう少し読みやすくするべきだ。
と私は思う。

 

恋とプロデューサーの本編、シリアスで謎も多くて展開もドラマチックでSF要素もあって面白い。カプの描き方も丁寧。
(あと途中から1部個別ルートもある。分岐する)

 

 

その魅力が時間、ではなく「日数」をかけることでしか読めないのはすごくユーザーを逃している最大の難点だと思う。

 

 

〜その他恋プロの懸念点〜

 

■推しの情報を阻む語学の壁

 

先ほど恋プロは中国のアプリだと言ったが、英国版、韓国版…などさまざまな言語で配信されている。

その中で日本は年単位で配信が遅れており「知らない推し」の情報が流れてくることは日常茶飯事だ。

 

周りにも何カ国もプレイしている愛のある猛者は何人もいるけど、日本ですら課金しないで楽しみたいなと思っているライトユーザーにそれを強要するのは酷だ。

 

日本の女オタク、ことさらソシャゲや「推し」「彼氏」に貢いでる女は自分が知らないことが年単位であるという事実が結構きついかもしれない。

 

■恋プロはあんまり甘くない?

 

結構「恋プロは本編がシリアスで乙女ゲーみたいに甘くない」と言われるのを見かける。私は全くそう思わない。

 

先ほど述べた人気アプリで恋人気分ですらなく恋人になれるアプリってマジでスタンドマイヒーローズくらいだと思う。

恋プロはカプの描き方も丁寧だし、三者三様に運命や宿命があったり、めちゃくちゃカプ厨にも夢にも優しい。私の推しとか「キミと見る花火が甘い」とか言う。いや、花火は食べ物じゃない。

 

キスもするし、シチュエーション音源も(SEの騒音はともかく)買えるようになってるし、ある日突然同棲システムも追加された。

NLと夢気分を好きだと感じれる、乙女ゲーオタにはめちゃくちゃ優しい福利厚生アプリだとマジで心の底から思ってる。

 

 

以上が、私の考える恋プロが日本でウケない難点たちだ。

 

さて、ここから明るい話に変えていきたい。

 

先ほど述べた難点を整理しよう。

 

 

■人数問題

これは、今変えられることではない。

 

ヒロインの抱える運命なんてほんとは一つでいいんだよ……

52人もどうやって運命を見届けるんだよ……26人のうち1人しか結ばれない世界が憎いよ…

 

でも!恋とプロデューサーなら!!1/5の確率で!!!推しと!!ヒロイン(わたし)が!!結ばれる!!!!!!

 

これ、グッズとかガチャとかでランダムされた時に精神的安定がすごい。

ブラインドにつかれたそこの君、1/5って凄くない……?

 

つまり、「たくさんいるキャラの中から推しを見つけることに疲れたおたく」を狙えば刺さる可能性がある。

推しが1人できれば、そのためにログインもするだろうし、やっていくうちに他のキャラも、物語も愛することになるかもしれない。

 

■課金ゲー

これも、中国などの他国ユーザーとの差をつけないためにも、致し方ない。

 

名前を間違えたら610円を払うしかないのだ。

 

ただ、先ほど述べた通りこのアプリは「買い物」に近い。

数日寝る間を惜しんでイベントを走る必要もない。イベント以外は特に課金もしなくてもいいし、デイリーも慣れれば20分でこなせる。

 

 

つまり……

「時間はないけど良質なコンテンツのためにお金を払うのはやぶさかではない」というタイプの人間にはめちゃくちゃ向いている、のだ。

 

これ結構重要だと思う。

私もかなりの数のアプリを触ってはアンインストールしてきたけど、恋プロは配信されてから537日、1日もデイリーをこなさなかった日はない。

 

「飽き性なはずの私がなぜ…?」

 

この疑問は簡単、「飽きるほどやることがない」のだ。

 

 

※もちろんストーリーを見返して考察したりってのはめちゃくちゃあるけどそれは別!システム的にやることがない!って意味です。

 

つまり、この課金ゲーシステムも一気に続けやすく(お金を定期的に払う以外は)ストレスがないのだ。

 

 

■メインストーリーの読みづらさ

 

さて、ここまで読んだ人は私が何が言いたいかわかってくださると思う。

 

そう、ユーザー数を伸ばすにはーー

推しを見つけてもらうにはーーー

課金しようかなと思ってもらうためにはー!

 

 

メインストーリー解放キャンペーンをやってくれ!!!!!!!!!!!

 

 

もうこの一言に尽きる。

アニメの時、新章が解放された時、1周年の時………タイミングはいくらでもあった!

本当にこれからでもいくらでもあると思う。

 

とりあえず1週間で全部読んでもらえるようなキャンペーンを行うんだ!!!!!!!!

 

 

 

 

 

こんなところでブログ書いててもどうにもならんかもしれんし、他国でやっていないことをやるのは凄く制作会社的に難しいことなのかわからない……

 

それでもーーーー

 

このアプリに未来をつくるには、「新章まで一ヶ月以内に走れるキャンペーンを行う」

もうこれしかない。そんな気がしてブログまで書いちゃった!!ヤダ!!!!

 

起爆剤になりかねたアニメも(ほんとによかったしあのMAPPA様がやってるし作画も神)ユーザー数は爆発的には伸びなかった。

 

本当に悔しいことである。

 

その流れでメインストーリーさえ読んでもらえれば、と何度も思った。

本当に何度も思った。

 

 

頼む!!!恋とプロデューサーの運営くんーーーーー!!!!

 

 

私に、みんなに…大好きなキラくん(推し)に……

 

 

輝かしいたくさんの人に囲まれた未来をくれーーーーーッ!!

 

 

 

運営に届け…この思い………

(最初の頃やったアンケートいまこそやり直してくれ)

 

 

以上。

なんでもない夜の長文おたくの叫びでした!

 

 

※気づいたことがあれば加筆していきます。

※私は恋とプロデューサーを心から愛しています。